大衆社会心理学ガイド

流行がつくられる要因

流行がつくられる要因

流行は、つくられます。

 

服装の流行、髪形の流行、食品の流行、病気の流行など、
さまざまな流行があります。

 

さて、「流行」を英語では「fashion」といいますが、
このfashionは、「比較的短い期間、大勢の人々が類似した行動をとる現象」
という意味があります。

 

そして、「流行」は、急速にはやって、
やがて飽きられ、常用化し、廃れていくという流れがあります。

 

では、この流行はどのようにして起きるのでしょうか。
流行が起きる要因としては、以下のようなものが挙げられます。

 

・変化や変身

 

流行のつくり手は、大衆がもっている変化への願望を刺激します。
そして不断の消費を促します。

 

近年は流行の寿命がどんどん短くなっています。

 

そして、現在自分が持っているものに飽和や失望を感じるように
企業的な操作に振り回されているといえます。

 

・斉一性

 

他の人々と同じように行動したいという斉一性への願望を刺激します。

 

大衆社会は、個人に疎外感や孤独感を起こさせるものです。

 

その疎外感や孤独感を解消するために、
人は斉一行動をとります。

 

・威光

 

有名タレントや権威のある人などの服装や髪型を真似したいという願望を刺激します。

 

これは威光への同一視という願望に働きかけるものです。

 

・自己顕示

 

目立ちたがり屋の人が、街頭で驚くような髪型をしていたり、
服装をしている人がいます。
近年は、女子高生なども、自己顕示願望を強烈に露出しています。

 

ですが、このように自己顕示願望の強い人たちだけでは流行は成立せず、
同調者が必要です。


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